「バレないメンズメイク入門|BBクリームで青ヒゲ・クマをカバー」
鏡の前で「なんとなく顔色が悪い」「青ヒゲが気になる」と感じたことはないだろうか。そんなちょっとした肌悩みを、毎朝のスキンケアやBBクリームで自然にカバーしようとするメンズが、ここ数年で明らかに増えている。かつては「男がコスメなんて」という空気もあったが、時代は変わった。コスメやスキンケアは、もはや性別を問わない日常習慣になりつつある。
そうした流れの中で支持を集めているのが、Ethical&SEA(エシカルシー)だ。エシカル・サスティナブル・ヴィーガンをテーマに商品をセレクトするショップとして、肌にも地球にもやさしいアイテムを取り揃えており、近年はメンズからの関心も高まっている。今回は、青ヒゲやクマが気になる男性に向けて、スキンケアの基本からBBクリームを使った自然なカバーの考え方、さらにオーシャンフレンドリーなコスメを選ぶ意味まで、ていねいに解説していく。
男性のスキンケアへの意識が変わってきている
矢野経済研究所の調査によると、男性向け化粧品・スキンケア市場は近年継続的な成長傾向にあり、2023年以降もその需要は底堅く推移していると報告されている。かつては洗顔料と整髪料くらいしか使わなかった男性が、化粧水・乳液・日焼け止め、そしてBBクリームと、スキンケアのステップを増やしていくケースが増えている。
その背景には、リモートワーク普及によるビデオ会議の増加や、SNSで自分の顔を発信する機会が増えたことが大きいとも言われている。画面越しに自分の顔を見る機会が増えると、クマや肌のムラが気になりやすい。「別に派手に着飾りたいわけじゃないけど、清潔感はキープしたい」——そんな感覚が、メンズスキンケアを後押ししている。
また、エシカル消費への関心が高まる中で、「せっかくケアするなら、肌にも環境にも負担の少ないものを選びたい」という意識を持つ男性も増えてきた。消費者庁の調査によれば、エシカル消費への関心は2016年から2019年にかけて約64%増加しており、若い世代を中心にその意識は着実に広がっている。
青ヒゲ・クマが気になるのはなぜ?肌状態を整えることから始めよう
「ちゃんと剃ったのに青ヒゲが残る」「睡眠をとっているはずなのに目の下がくすんで見える」——これは多くの男性が抱える共通の悩みだ。
青ヒゲの原因は、ひげの根元が皮膚の下に透けて見えること。肌のキメが乱れていたり、皮膚が薄くなっていたりすると、より目立ちやすくなる。毎日のシェービングによる刺激が肌荒れを引き起こし、それがまた青ヒゲを目立たせるという悪循環に陥るケースも少なくない。
目の下のクマには、血行によるもの、色素沈着によるもの、たるみによるものなど複数の種類があるとされているが(参照:日本皮膚科学会)、いずれにしても肌の潤いや状態を整えることが基本的なケアの出発点となる。
まずは洗顔のやり方を見直してみよう。摩擦を避け、泡を肌にのせるようにやさしく洗うことで、肌バリアへの負担を減らすことができる。そのうえで、化粧水で肌にうるおいを与え、乳液や保湿クリームで水分をとどめるという流れをつくることが、肌のキメを整えることへのアプローチとして有効だ。肌がうるおいを保てる状態になると、青ヒゲやクマが自然と目立ちにくくなることもある。
スキンケアは一晩で劇的に変わるものではないが、毎日の積み重ねが肌の状態を少しずつ整えていく。まずは「洗う・うるおわせる・保護する」というシンプルな習慣を、無理なく続けることが大切だ。
BBクリームで自然にカバー。「バレないメンズメイク」の考え方
スキンケアで肌を整えたうえで、さらに青ヒゲやクマのカバーにアプローチしたいときに活躍するのが、BBクリームだ。
BBクリームはもともと、スキンケアとベースメイクの機能を兼ね備えたアイテムとして普及したもの。肌のトーンを均一に整えながら、日やけによるシミやそばかすを防ぐ効果を持つものも多く、一本でいくつかのケアをカバーできる手軽さが男性にも支持されている。
使い方はとてもシンプルだ。スキンケア後、指先または手のひらに少量とり、顔の中心から外側に向けてなじませていく。量が多すぎると「塗ってる感」が出てしまうので、少量を重ねるように使うのがコツ。青ヒゲが気になる口周りやクマが目立つ目の下には、指で軽くたたきながらなじませると自然に仕上がりやすい。
「メイクはちょっと抵抗がある」という男性も、BBクリーム一本なら日焼け止め感覚で始めやすい。ファンデーションのようなカバー力を求めるのではなく、「顔色を均一に整える」「自分の肌をすこやかに保つサポートをする」くらいの気持ちで取り入れると、毎日のルーティンに馴染みやすい。
なお、化粧品として使用するBBクリームは、薬機法上、医薬品のような「治す・消す」効果を持つものではない。「肌を整える」「肌にうるおいを与える」「日やけを防ぐ」といった化粧品の範囲で効能が認められているものであることを理解したうえで、自分の肌に合ったアイテムを選ぶようにしよう。(参照:厚生労働省 化粧品の効能の範囲について)
オーシャンフレンドリーなコスメを選ぶ理由
男性のスキンケアへの関心が高まる一方で、「どうせ使うなら環境に負担の少ないものを選びたい」という声も増えている。その代表的なキーワードが「オーシャンフレンドリー」だ。
オーシャンフレンドリーとは、海洋環境への影響を最小限に抑えることを意識した製品の考え方を指す。具体的には、サンゴ礁や海洋生物に悪影響を与えるとされる特定の紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めや、海に流れ出ても生態系へのダメージが少ない成分を使用した洗顔料などが該当する。
なぜこれが重要なのかというと、日焼け止めや洗顔料に含まれる一部の化学成分が、海に流れ込むことでサンゴの白化現象を引き起こす可能性があると指摘されているからだ。米国立海洋大気庁(NOAA)の研究でも、特定の化学物質が海洋環境に与える影響について言及されており、世界各地でそうした成分を含む製品の規制も始まっている。
毎日のシャワーで洗い流されたコスメの成分は、下水を通じて最終的に海へとつながる。「自分一人が変えても意味がない」と思いがちだが、エシカル消費の考え方でいえば、一人ひとりの選択の積み重ねこそが本質的な変化につながる。コスメを選ぶ行為が、見えないところで海を守る一歩になる——そう考えると、少しだけ選ぶ基準が変わってくるのではないだろうか。
プラスチックフリーの容器、ヴィーガン対応の成分、自然由来の処方。こうした視点でコスメを選ぶことは、肌にやさしい選択であると同時に、地球にやさしい選択でもある。難しく考えなくても、「せっかく買うなら、こっちの方が気持ちいい」という感覚から始めていい。
自分と地球に、やさしい選択を
青ヒゲやクマをカバーしたいという気持ちも、地球への負担を減らしたいという気持ちも、どちらも「今の自分をちょっと良くしたい」という自然な感情から来ている。それをうまく重ねられるのが、オーシャンフレンドリーなメンズコスメの魅力だ。
まずはスキンケアで肌の状態を整えること。そのうえで、BBクリームを使ったベースケアを取り入れること。そして、できれば地球にもやさしいアイテムを選んでいくこと。そのシンプルな積み重ねが、毎日の顔色にも、ちょっと先の海の色にも、きっとつながっていく。
Ethical&SEA(エシカルシー)では、そんな選択をサポートするエシカルなアイテムを取り揃えている。店舗にお越しの際は、スタッフに気軽に話しかけてみてほしい。「どれを選べばいいかわからない」という方も、一緒に考えながら自分に合った一本を見つけていただける。全国の店舗情報やオンラインショップは、公式サイトからご確認を。





